家で

Sugar Bonbon

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ピエトロ・ロマネンゴ

PIETORO ROMANENGO

イタリア リグーリア州 ジェノヴァに、コンフィズリー・ショコラトリー専門のPIETORO ROMANENGOがあります。歴史は古く1780年創業。ナポレオン戦争をはじめ、いくつもの戦いの時代を超えて、今もヨーロッパ中で親しまれるお菓子を作っています。

創業当時のショップ外観のイラスト
ソツィリアの歴史あるショップ

ROMANENGOはジェノヴァの果物、花、ハーブなどの自然の素材と、職人の技を守り、手間暇をかけてお菓子を手作りしています。大きな港を持つ航海都市であったことから、持ち込まれたスパイスやレシピが生かされてきました。

1780年の工房の様子を描いたイラスト
1780年の工房

お店のシンボルマークは鳩がオリーブをくわえており、戦争を乗り越えた時代に「平和への願いを込めて」作られました。ジェノヴァの自然や人あってのお店であるという理念は伝統として今も受け継がれています。

ピエトロロマネンゴのシュガーボンボンの写真。パッケージに鳩のイラスト

ピエトロロマネンゴのイタリア店舗内の様子
宝石のようにお菓子が並べられた店内
シュガーボンボン

SUGAR BONBON

今回ご紹介するのはシュガーボンボン。

小さい宝石のような粒を口に入れ、不透明なシャリ感を楽しみながら

遠くにある果実や植物の香りに記憶をたぐっていると・・・

探していた香りが砂糖の中からトロリとあふれます。

五感を刺激する魅惑の粒たち。

色ごとにオレンジキュラソー、ローズ、シャリュトリューズ(薬草酒)、アニス、スミレ、キルシュ、マラスカチェリー、などのリキュールやシロップが入っており

色付けは天然由来の赤ダイコン、紫サツマイモ、コチニール、ベニバナ、スピルリナなどを使っています。

ローズはジェノヴァの修道院で育てた農薬不使用の薔薇を煮詰めてシロップにするなど、土地の自然との結びつきを大切にするROMANENGOの精神を感じることのできる逸品です。

銅鍋で砂糖・水・それぞれのリキュールやシロップなどを煮て、古い木型で形を取った後、濃い砂糖水にもう一度くぐらせてグラッセし、仕上げに1粒ずつ磨きあげられています。

イタリア ジェノバの街を海から臨む
海からジェノバの街を臨む

シュガーボンボンのパッケージと粒
マリアージュ

MARIAGE

Tea time

ハーブティーと合わせるのはいかがでしょう

香り高い「ローズティー」や

優しい「レモンバーベナとスミレのブレンド」

生葉があれば「フレッシュミントティー」もおすすめです。

可愛い彩りでテーブルが華やぎそうですね。

紅茶カップとフレッシュミント

 Cocktail time

白ワインなどいかがでしょう

フランス ロワール地方を代表する品種「ソーヴィニョンブラン」

スペインの固有種 カスティーリャ・イ・レオン州の「ヴェルデホ」など

ハーブを感じる品種とのマリアージュで、お口の中が草原になるかもしれません。

ぶどうの葉と白ワイン

SHOP

イタリア ジェノヴァ

Pietro Romanengo (Via Roma)/ピエトロ ロマネンゴ (ローマ通り店)

Via Roma, 51/53 R Genova

日本で購入

ワインショップや輸入食材屋さんがオンラインで販売されています。いくつかご紹介します。
※商品の在庫などはタイミング次第のようです。情報を更新できないので直接お問い合わせください。

イタリア輸入食材会社「ノンナアンドシディ」直営店

イタリア食材専門通販ショップ ベリッシモ

粒の色や味は輸入の時期によって変わることがあるとのこと。

オンライン以外では百貨店などの催事で販売することもあるようです。シュガーボンボン以外のお菓子も食べてみたいです♪

シュガーボンボンのパッケージを開けて上からみた様子

レシピ、時間をかけて職人が作り上げる技、品質への誇りが受け継がれ続けていることへも感謝を感じる 美味しい時間です。

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rubuke. aki
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美味しいものブロガー
J.S.Aソムリエ資格、コムラード・オブ・チーズ資格をもち、美味しい時間が大好きな母。
そろそろ子育ては卒業です♪
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