history

aki

私が美味しい時間を好きになったのは、幼少期の夏休みの体験が影響していると思います。

毎年母の実家がある富山県に1週間ほど滞在するのですが、その間祖母がご馳走を並べ続けてくれたのでした。祖母からすれば20歳で東京に嫁がせた私の母への愛情の現れだったのでしょう。

北陸なので海の幸と、綺麗な庄川で獲れる鮎などの川の幸が豊富でした。また庭で育てた新鮮な野菜を料理してくれました。

おおきな座卓で美味しいものを大人数で食べるのは、当時の私にはとても楽しく、素敵な思い出として今も残っているのです。

大人になって自分で稼げるようになってからは、時々行くカフェやレストランが自分へのご褒美となりました。

美味しい体験は幸せな余韻を残し、仕事を頑張る力、にもなったのでした。

結婚、出産を経た子育て期は安全で安心な食事に関心が移り、オーガニック、有機などの商品を手に取る機会が増えました。

子どもたちが習い事などで家にいる時間が短くなると、アルバイトでワインバルのスタッフをはじめ、知識をつけるためにソムリエの資格を取ったりチーズの勉強をしたりしました。

勉強を通して世界の素晴らしいワインやチーズを知ることができ、組み合わせて美味しくなるマリアージュという概念も得ることができました。

子育て中の家での料理は、時間や栄養との戦いで楽しむ余裕がなかったのですが

子どもたちも学校を卒業し、自分のアルバイトの時間を減らしはじめたこの頃、やっと料理が「好きだった」ことに気がついたのでした。

ここから先は美味しいもの、好きな味をとことん楽しんでいきたいと思います。

このブログを通して、おすすめの情報をご紹介できるのが楽しみです。

生まれたばかりのブログですが

どうぞよろしくお願いいたします。

aki

記事URLをコピーしました